二月十六日

 アバウト遊びが思いの外おもしろい*1。内緒だけど、考えてはIKENAI時間帯に回答を熟考してしまった。
 この間古本を買った時に、一緒に行った人が「読んだことないから、こわいけど読んでみよう」といって百円で田中康夫の『なんとなく、クリスタル』を買ってて、読後、いわく読んで頭が痛くなった、いらないからあげる、というので、もらってちょっと読んでみる。なんだこれは、僕も初めて読むのだけど、まじで頭が痛い…。とりあえず読み進めるのが辛い…。かの高名な乱発註釈に至っては、はっきりと苛立ってしまうという有様。読んだことないのに印象のみで批判するのはやめよう、と思っていままでこの本については沈黙していたのだが、柔らかな言葉を選んで言及しようとしてもどうしても棘が出てしまうほどの頭の痛さ。たぶん明日あたり、今更、なんとなくクリスタルに対する罵詈雑言を並べてしまいそうな気がする…。文章的・小説的にどう、とかより、なにより、読んでて身体がぞわあってし、脳味噌が溶けてゆく感じが…脳味噌といえばただでさえ、この間、「ウィーン王宮御用達」という文字列をヴェルサイユ宮殿と勘違いしフランスのつもりでいたり、間違いが発覚し取り繕おうとして、あれ違う?スイスだっけ?と上塗り、などなど散々なことになっている自分の脳細胞がこれ以上妙なことになったら困ります。責・任・と・れ!

*1:アバウトは皆様のコメント書き込み・質問により成立せざるを得ない、生まれたての小鳥さんのような存在ですので、善意・悪意によるものを問わず、皆様の書き込みをお待ちしております! よろしければ、ですが。