Let's Do 大ビジネス!!

 人に言えないような恥ずかしい悩みがある場合、どのようにすれば良いのでしょうか…。それって我々の課題のひとつですよね。恥ずかしい悩みは要するに恥ずかしいので人には言えないわけで、でも悩みは悩みなので人に言って楽になりたい…そのせめぎあいが個々人を苛み、にっちもさっちもどうにもブルドッグにしたりするわけなので、平たく言うとそういう時はほんと困りますよね。そこで僕は対症療法的な解決として、悩みを打ち明けるという行為をビジネスにすれば、いくらか恥ずかしさが軽減されるのではないか?との仮説を立てたのですが―――何故なら、労働という組織化された行為に対象を移行すれば、それはシステムに組み込まれ「仕事」として処理されるので、大義名分が成立し、心的抵抗、恥ずかしさは減少するでしょうから―――それを元に、「これからオイラはオマエに恥ずかしい悩みを打ち明けるので、はてなポイントを寄越せはてな」というはてなビジネスを思いつきました。
 「ワタシの恥ずかしい写真売ります」とかそういうビジネスも古来より盛況なようですし、世の中恥ずかしいものを欲しがる人は多いと聞きます。だから、これはそれのはてな版というか…。例えば今の僕の場合、恥ずかしい悩みを密やかに、一般には公開しないプライベートな日記として書いて、その日記を対価と引き換えにその人へ送りつけたりします。しかし、ここで、送りつける前に恥ずかしいものの詳細な内容は開示しないところがポイントです。恥ずかしいもの、それは、悩みを綴った日記かもしれませんし、あるいは……え?そんなことまで…そんなとこまで…!?なんて感じのものかもしれないと匂わせたりして、ユーザーの方をドキドキさせなくてはいけませんしね。あと、僕みたいな男性がこのビジネスをやるより、女性の方がやったほうがうまくいくような気がします。あ、今のは僕からのアドバイスではなく、独り言なので気にしないで欲しいところですが…。というか、あれだ、はてなグループなどを活用し、このビジネスの会員を募ってもいいかもしれませんね。子会員は親会員に会費や何やらを払う代わりに、利益が還元されたりして……うわあ、夢が膨らみます。このビジネスはちゃんと商品があるので、ネズミではないところも重要なポイントです!
 しかしこれは、はてなの人や国家権力さん、何よりみなさんから怒られるかまるで無視されそうな気がとてもするので僕は実行しないことにします。あと僕の場合、恥ずかしい日記は普段普通に書いているところが盲点でした…。が、誰かやってみると面白いかもしれませんよ…?
 というわけで僕は残念ながら責任を持ちませんが、でも、もし怒られそうになったら、以下の替え歌を歌えばはてなさんや国家権力さんも納得してくれると思うので、きっと大丈夫です。わあ、これはやばい、アフターフォローも万全だ。なんだか自分で自分のプランが完璧すぎて、怖くなってきました。というかこの替え歌が今日の日記の本題です。ようやくたどり着きました。ここまで長かったなあ。

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『ネズミじゃない』(原曲:機動戦士ZZガンダムOP『アニメじゃない』)
みんなが寝静まった夜 家でネットを見てると
とっても すごい ビジネスを考えたんだ
きみはいつも笑いながら
成功しないというけど
僕は 絶対に絶対に 嘘なんか言ってない
常識という眼鏡で 僕の世界は
のぞけやしないのさ 夢を忘れた ネガティブな人間よ

ネズミじゃない ネズミじゃない 素敵な世界
ネズミじゃない ネズミじゃない 合法なのさ
ネズミじゃない ネズミじゃない 不思議なビジネス
ネズミじゃない(ネズミじゃない)
ネズミじゃない(ネズミじゃない)
マルチまがいさ