入籍顛末日記
そんなわけで先日、渋谷区役所に婚姻届を出しにいったわけです。合い言葉は「ノーモア窪塚」。窪塚くんの惨劇を繰り返すな!というわけで、いや、僕らが警戒していたのは、件の窪塚ダイブ、アイキャンフライの惨劇ではなくて、窪塚くんの婚姻届が最初受理されなかったという哀しい逸話の方です。まあダイブも困りますけど…。とにかく、記述を間違えて受理されないってことになってはならんよね、役所やってるのは平日だし、お互い働いててなかなか休みも取れないのだし、ということで、ものを書き記す時やビリヤードのキューを構える時などにただでさえ震える傾向のある、学生の頃アル中疑惑にさらされたこともある僕の愉快な手も届けに文字を記入する時はさらにめくるめく震えたりしたわけですが、いやめくるめくほど震えるというのは誇張表現なのですが、とにかくまあ緊張はしました。
で、妻はともかく僕は字が汚ったなかったりするので不安に戦きつつ届けを出してみたら意外とあっさり受理され、晴れて入籍を果たしたのです。あ、いまおれ妻とか書いた。新鮮!というかすげーなあ、妻かあ、そんで僕は夫なのですから、まさに王子と姫ねってそりゃ言い過ぎでしょなインスピレーション!も湧こうかというものですけど、実際、入籍してみると、僕の場合はこの間も書きましたが不思議というかじわじわくる感じなのですよね、実感として。なんというか、僕と妻は以前から一緒に住んでいた事もあり、すでに結婚していたかのようなメンタリティもお互いあったと思うので、入籍していきなり世界が変わった!というわけでもないのです。しかし、でも違いますよ。やっぱ。
あとここでちらっと妻のことを書いておきますと、綺麗な人です。ってそれだけじゃなくて、それはそうとしても、もっとも重要なことは、性格的にも自分に相当合ってるということでしょうか。いや今サブリミナル効果が発生する勢いでさらっと綺麗とか書いたけど、まあ事実、というか僕の妻だから綺麗に決まっています(とか書いておきます)(石とか投げないで下さい…)。妻はインターネッ子さんじゃないので、知り合った当初は、僕がこの邪悪な日記世界の住人であり、何年もずっと日記を書いていたりする、なんてことを僕がひた隠していたというおもしろイベントも発生していたのですが、そんなこんなの紆余曲折を経て今に至ります。
とまあ、そんな顛末でもって入籍をしました。挙式は後日します。このドリフトウッドという名前のサイトは、一度閉鎖して、はてなでその名前を復活させたという、いわば第二部といった風情でしたが、これからは第三部のスタートみたいなものですね。ロマンダイアリー真紅の日記伝説、あるいは、そして伝説へ…などといった趣で、そろそろスタンドとか出そうと思います! まあ…なんというか、結婚っていろいろ、制度的に見れば「?」と思う部分も個人的にはありますが、でも、それを加味しても結婚したいな、という人とするのが結婚、ということだとも思いますし、結婚した事が良かった、ということではなく、妻と結婚した事がよかった、と思う次第です。