東京労働専科 または言ってみりゃ風邪はボディーブロー

●近況
 ライターから「夢中になって作業したらこんな時間になってしまっていました(^^」と締め切り遅延の言い訳メイルと原稿が本日届いたのですが、果たしてそれは、その割に原稿の内容が爪を噛みながら卒倒したくなるくらいのスカスカさ加減でこちらの要望もあまり反映されておらず、文章もどこかからコピペした感丸出しのヤバいブツだったので、ああ、この人はほんとうに夢の中で原稿を書いていたんであろうなあという、思わず読まずに捨てたくなるほどの黒光りしたアトモスフィアを放つ問題作でした。

 そんな轟音ノイズ言い訳+ドリーミーな原稿という組み合わせから、シューゲイザー的視点でいえば名盤の予感すら漂う労働進捗状況なのですが、一向に風邪が治りません。ライターのおっさんに逃げられたあたりから加速度的に体調が悪くなってる気がします。ちなみに、こないだ逃げたライターは上記ライターのお仲間の人なので、類は友を呼ぶという格言は正しいのだという確信に至りました。しかしまあ、いやほんと、あの逃げっぷりはどこの高校生バイトかと見まがうほどだったのですが、まあもろもろここで総括すると要するにあいつらには二度と発注しないと思います(^^


夢日記
 『俺はビカビカ』という映画があるらしく、そのタイトルを読み間違え、人から怒られる。その彼が監督なのか何なのかはよくわからなかったけれど、タイトルを読み間違えることは映画の価値を貶めるのだ、というのが彼の言い分。しかし、タイトルロゴは入り組んだ象形文字状でどうみても『俺はビカビカ』とは読めない。だけど彼は、どう見てもこれは『俺はビカビカ』と読むだろう、ばかやろう、とずっとわめいていた。