さぁ!父親になろう

っていうかホントさー、アフガンとかいってベビーザらスあたりのアレ、つまりライフサイクル特定期における固有ニーズを擁する顧客をガッチリ喰らい込み搾取する構造のストアーとかで意外と高い値段で売っているからワタシは怒りのアフガンって様相満載なんだけど、かといってアフガン(おくるみ)に限らずいろいろあんまり安いもので揃えようとすると、マネーの量からしてキミたちはベイベーに対する愛が足りないんじゃないの?的な試しを世の中から受けているような感じで心に負荷がかかってしまい、その結果心がギュギュっと狭くなるので、本屋で、なんかこの「優等生系愛育ママ」と「ちゃっかり愛され系山王ママ」ってどこが違うんやろ…?とか立ち読んでみたものの違いがわからず「どちらも消え去れ」とかうっかり思ってしまったりすることになるのでたいへんです。


まあ、そんなわけで、インターネットに向かってははじめて書くんですが、そろそろ子供が産まれます。それがどういうことかよくわかっていない頭の弱い僕のような人に向けて補足説明しておくと、要するに僕が父親になるということであり妻が母親になるということですね。予定日は6月下旬。十中八九女の子ということなので、「男女どっちー?」なんて聞いてくる会社の人などに対しては「ほぼほぼ女の子ですねー。っていうか“隠し玉”を持ってない限り女の子みたいですよ(笑)」といったオトナのハッピージョークも織り交ぜつつ日々を過ごしているわけですが、さっそく産まれた後のこととかいろいろ妄想したりもしています。例えばこないだはテレビで、ヒップホップダンスに夢中になる女の子ドキュメンタリー、的なものをやっていて、それを見てこの先娘がヒップホップダンスとかに興味を持ったらどうしよう、とか思ったりしてて…。


いやほら、ダンサーとか、本職の方には恐縮なんですが一般的なイメージとして職業的に不安定そうだし、それにホラ、僕ことお父さんそもそもヒップホップ好きじゃないし……だからダンスに熱中する娘に対し、「いやー、お父さんヒップホップのことはよくわからないんだメ〜〜〜〜ン(笑)(ヒップホップの指ポーズを真似る)」みたいな感じで、年頃の娘の心理障壁を下げたいが為、そしてお父さんもヒップホップちょっとは知ってるんじゃぜ…?的なアッピールも込めつつ良かれと思っておどけた態度で接するも、ダンスに真剣な娘は怒り心頭、余計口を聞いてくれなくなる…みたいなことになったらどうしよう…とか今から心配の種はつきないわけですYO!っていうか、そんな由々しきヒップホップ問題もあるんですが、でもでも、懸案事項はそれだけじゃない。子供を育ててゆくにあたり、他にも、あまりにも、世の中心配ごとが多すぎると思うんDA・YO・NE!


例えばあと、その他重要な心配事としては、アレですね。ホラ、その、つまり、正直“ブログ”とか“日記”もよろしくないですよね…っていう……。


だって、僕らの子供は産まれた時点で既にインターネットがある世界に生を受けるのだから、当然日常的にネットに接してゆくものと思われますが、娘が気付いたらブログ書いてるとかオフ会参加してるとかマジ勘弁! 例えば自分自身うっかりブログ続けちゃってたとして、ぜんぜん知らない間に娘のブログ記事をブクマ、とかマジせつないジャン? あと、すごく重要なこととして、あれだ……。俺はよーく知ってるンだよッッ…!ネットに集い日記とか書いてる男はろくでもない連中っ…!総じてっ…! そう、何の生産性も無い過剰な自意識を抱え、女子と見ればすっかり色めき立ち、ダメそうなヤツは大体友達、日々我を忘れてポジション争いの薄汚い論争ばかり…そんな奴らが跳梁跋扈するネットの世界に自分の娘が…とか、ぶっちゃけありえない!ダメ、ゼッタイ!


なんて思わないでもないのですが、ただまあ、そんな汚れたインターネット世界の中にも、僕のようなステキな男はいるわけですよ。だから将来、インターネット世界にいながらも人間の心を失わず、むしろ人より豊かな心を持つ、僕のようなステキな男を娘がウチに連れてこないとも限らない…。


ま、その時は「フーム…キミの年収とPVはいくつだね?」とか聞くとして、あと一番重要なこととして、その、僕のようなステキな男が娘をどれだけ大切に思っているかを見極めえる必要があるのだけど、これはまあ僕のようにステキな男であればその点はクリアできるのではないかと思います!だって、僕のようなステキな男ならブログをやってようがなんだろうが娘のハートをキット射止められるわけですからネ。


…とまあ、先のことを考えればキリがないわけですが、正直今は、ブログがどうとかそんな先の冗談のような心配ではなく、直近では妻の身体の調子だとか、無事に産まれてくるためのサポートと、産まれた後すくすくと育てることに集中したいと思います。あと、娘娘書いていますが、子供が男だった場合もちょう歓迎。いずれにせよ、かわいいでしょうしというか、自分と妻の子なのでかわいく産まれ育たないハズがない。

ってなわけで、それではまた。次いつ日記が書けるかはわかりませんが、気が向いたら子育てブログ記事とか書いているかもですネ。