すぐに一年経つ


冒頭の写真は17年前のロンドン。新婚旅行の時のもので、親の代から使っていたオリンパスのPEN EE-2で撮った、と記憶している。

今見返すと、悪くない、というより、良いんじゃないか?と自己充足できる感じはある。


さて、何かうすぼんやり書こうと思う日はたまにあるけれど、そういう時は手元にスマートフォンはあれどPCなんかはなくて、そりゃ、書こうと思えば書けるのかもしれないけれど、スマートフォンで文字を打つのは億劫だから、やっぱり書くのはPCカタカタやってるほうがやり良かったな、なんてことを思いつつ、書かない、という結果だけが積み上がっていく。


気がつけば前にこのサイトを更新してからほぼ一年が経っていて、まあその前は何年か空くのが当たり前だったから比較的ハイペースな更新頻度とも言えるけれど、20年くらい前は毎日何か書いていたのでそこからは比べるべくもない。


それで、なんとなく、ほそぼそ書いてみようかと思ったのは、ここ一年で写真を撮ることを改めてやるようになったから。それこそ20年近く前に、なんかみんなやってそうだし、くらいな感じで少しだけやってたんだけど、2008年に子供が生まれた頃以降、子供の写真を撮るにしても自分のカメラで拙い写真を撮るより、スマートフォンの方がよっぽど外れない写真になったし手軽だし、そんな感じでずっと間が空いていた。


しかし去年写真を撮るのを再開したのは、なんのことはない、応援してるアイドルの子が写真撮ってて楽しそうだったから、みたいな、あまり世間様、例えば会社の人とか、には大っぴらには言えないような動機、つまり、おたく活動の一環のつもりだった。


という感じで再開した趣味のその割に、かなり自分の中のウエイトが増えた。


おそらく、昔、テキストサイトと呼ばれるものをやっていたのと本質的には同じで、文章も写真も、誰でも書けるし誰でも撮れるのがいいんだと思う。もちろんそこには巧拙やらセンスやら才能やら情熱やらタイミングやら諸々が絡んで、良し悪しみたいな判断軸が発生はするけれど、兎に角、書けば書けるし撮れば撮れる。誰だって。


そんなこんなで、近所とか電車でさっと行ける範囲の何かをよく撮っている。自分が撮ってるのがいい写真かどうかはわからない、というか、別によくはないんだと思うけれど、嫌いではない。

だから、今度からちょこちょこ文章と写真を載せよう、と少しだけ思った。続けるかは、わからないですが。