プライマルスクリーム

 うぎゃあああああ、と叫んで夜中に起きてしまったのですがそれというのも寝ている間に急に右足のふくらはぎがつったんですよね。盛大に。それがもう痛いの痛くないのって、ああ痛い痛い痛い痛いあまりに痛いのでこれはもうすわ霊障か!?と思って必死に前世の宿命、罪業といった霊障の理由となるであろう記憶を手繰ろうとしたのですがどこをどう考えても当たり前のように思い出せずそれじゃあ前世じゃなけりゃ現世?っていうんで現世の罪業なんかについて思いをはせて、いやいや俺には罪とか無いし無いはずだよねきっと無いは……いやあったー!!って、これだけ生きてればそりゃあるよ罪業ってばおれ今までたくさんの人に迷惑かけたそういえば昨日会社の人にも迷惑かけたそれにしてもああ痛えおお痛え今までみなさんごめんなさいごめんなさいこれからおれはまっとうに生きますだから呪わないでよろしく痛ってえ、なんて具合で布団内部にて繰り広げられる悶絶ショウ。
 まあ、実際には、前述の霊障云々はせいぜい頭の片隅でして、それどころじゃない、ただひたすら痛い痛いまじ死ぬいや冷静に考えると死なないけど冷静に考えてる場合じゃない痛い勘弁して、という状態でした。あの夜のことは夢じゃなかったのね…という感じで今も右のふくらはぎがじんじん痛いです。今日はこれから用事が二連チャンにありこの痛みを抱えながら耐える他ないのですが、まあ人間何かに耐えているお顔が魅力的、セクシー、なんて評されることもありますからいいんじゃないでしょうかね。いやよくない。痛い。