二月十一日
家に帰ってきました。なんつうか神谷町神保町(コメントの指摘により訂正!)とか面白いんでないの?ということを人に勧められたので、それじゃあってんで古本屋巡りなんつう行為をしてきました。ちょっと楽しかったです。
以下、買った本。どれも安かったので衝動買いに近いです。
『正論自由 国民に訴える』中村勝範 ISBN:4766402480
『続 正論自由 聴け!!赤い国々の呻き声』中村勝範
『二十面相の呪い』江戸川乱歩 ISBN:4591058646
『共産主義的人間』林達夫 ISBN:4122000580
『文化大革命と現代中国』安藤正士,辻康吾,太田勝洪 ISBN:4004203465
『暴走族−進学競争の裏側で』千葉康則
『マルクス主義と統計』上杉正一郎
『ユリイカ 1976年9月号 特集=ビートルズ』
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まあ…そこはかとなく赤い感じの本が多い気もしますが、だって「赤い国々の呻き声」とか、すごい、うわー読みてー!ってタイトルをつけられていてそれが百円とかだったんで仕方ありません。本買う時、本屋のおじいちゃんに「私は六十年前、敗戦の時に一念発起して社会契約論を読んでネ…」と身の上話をされたり、あと学生時代のゼミの先生が訳した本*1とか置いてあったり*2、かなり興味深いこともありました。
買った『ユリイカ』には76年当時(『限りなく透明に近いブルー』の頃*3)の村上龍が出ており、彼が対談したりシンクロ率が400%になって使徒を食ったり自殺よりはSEX!とか言ってたり、というのはほとんど嘘で、実際はビートルズについて対談したりヴェルヴェット・アンダーグラウンドについて何やら語っていたりしていました。写真見るとなんかすごい若いの。でもその頃から村上龍アティチュード的なものを大いに発露している感じで面白かったです。あと渋谷陽一がビートルズについて書いてました。楽しそうなので後で読もうと思います。っていうかこれらの本を読み終わるのはいつになるのかさっぱりわかりません。
*2:ちなみに、僕は売ったりしてませんよ!
*3:関係ないですけど限りなく透明に近いブルーと、なんとなくクリスタルは昔、頭の中でごっちゃになることが多く、限りなく透明に近いクリスタルとかなんとなくブルー、のような混同が脳内でよく起こっていたので困りました。