どおしよっかなぁ
今日はすばらしく朧月夜、ごうと緩い風が吹いていて、その中、原動機付き自転車を走らせていると、今までの嬉しかったことや哀しかったこと、今まさに嬉しいことや哀しいことがわき起こるように去来して、陶然、ああ、どうやら僕は生きているみたいだ、ということに圧倒されて、目を閉じました。
まあ、目を閉じると事故って下手すりゃDie!っていうのですぐに目は開けたんですけど、そんな、すごい、今日に聞いていたのは以下のアルバムでした。
SPOOKY RUBEN / BRUNCH
特にパワーポップ的な“よいメロディのポップ”について書くことは音楽的素養などに乏しい僕にとって難しいもので、何故なら色々なアルバムがおおまかに言うと似たようなメロディラインだったりするからです。なのでそうしたものについて書く時、まあこれは筆力があるのなら回避できるのかもしれないけど、例えば「XTC、ジェリーフィッシュあたりが好きな人は確実にはまる!」みたいな記述に頼ることも多くて(この手の文章に釣られたことは幾度もあります…)、似通った表現になりがちです。だから、よいメロディですね、って書く他は、そのミュージシャンの経歴だとか、ちょっとダンスミュージックの要素が入っていますねとか、例えば書いてしまいますし、また、そういった情報はミュージシャンの紹介に不可欠だと思います。
ですが、今日はそれを書きません。面倒くさいから? まあ、それもありますけど。このアルバムについては、弾けるようないいメロディを求めているなら聴いて損はしないですよ、とだけ書きます。音がきらきらしてて、ぴこんぴこんと弾けていて、もし聴けば嬉しくなるんじゃないかなあ、多くの人は。と僕は予想します。この物言いにしたってありふれた語り口ですけど、うーんと、例えば、ポップってなんなのでしょう、ってそんなことをもし聞かれたならば、僕は、例えばこういう感じなんじゃん、っていって、このアルバムを差し出すこともあるだろうなあ、ということです。
※それだけじゃなんのこったかわっかんねえ、っていうのは当然あると思うので、彼についてはコチラのURLを参照して頂くといいかなあと思います↓
http://www.hi-hat.ca/spookey.html