ダディ、ブラザー、ラバー、リトルボーイ

 ただいま。
 ところで、ハロー!とくればプロジェクト、が頭に浮かぶのではなくて、ハローとくればワークが頭に浮かぶ時期が僕にも確かにあった。あったんですよね。ついでに言うと、ハローとくればプロジェクトが脳裏に浮かぶ時期ももちろんあったんですけど。というより今もずっとそうなんですけど。
 そして、ハローでワークな期間は絶望的な気分で毎日を過ごしていたような気がします。目減りする金銭という現実、このまま社会に参画できないのかもという疎外感、野垂れ死にの想像という恐怖、などが手を替え品を替えやってくるという爆笑必至の大レースが展開されるのであり、もうほんと涙出てきますよあれは。わらえるちょううける。同時にすごく楽だったんですけど…。いや、ここで言いたいのは、ワークをしていない人間は屑滓だ、というのでも、ワークなんてファッキンシット俺はフリーに生きてやるぜデストロイ、というわけでもなくて、労働って、労働ってなあに?なんですよ。労働してないならしてないで妙な気分になりますし…。労働は明らかにチョコよりは甘くないと思うんですけど、さりとて金銭は入るし、その上実体のない付加的なステータスまでついてくる(こともある)のはふしぎですね。なんていうか憎めないやつですよね、あいつは。うーん、労働は人類にとってのfemme fataleである、って適当すぎることを言ってこの場は去ります。さようなら。要するに遅く帰ってきたので明日しごとめんどうだなあ、というのがあってこの日記なんですけど…。ではおやすみなさい。