プレイバック2005

 あまりに寒いものだから、こんな寒さじゃサミーデイビスJr.も真っ青だ、という、いろんな意味で人類史上未踏の領域に達しているであろうおもしろフレーズを思いついてしまい、暗澹とした気分で、仕事納めの12/28の深夜、タクシー乗り場に並んでいると、後ろから罵声が聞こえた。それはというと、極寒のなか数十人は並んでいるであろうタクシー待ちの列をガン無視し、誰かというかみんなにとって特別だったタクシーさんにマーク外す飛込みでサッとお乗りになられた若いカップル様に向けられたものであって、衝動的殺人ってこんな時に起こるのかもしれないなあと身震いしたのだけど、まあ、今年もいろいろありました。ってことで、年末というと、とかく人は何かを振り返りたがるらしいものですが、僕もはやく人間になりたいから今年を振り返ります。


■日記さんの2005年。今年もそれなりにいろいろありましたの巻
●忙殺

 上を司る、と書いて上司と読める存在の人が9月の終わりごろに会社から消滅し、消滅というかまあライバル会社に引き抜かれたたらしいんですけど、そんなこんなで会社的にはいろいろあって、憤慨してる人やら嘆いてる人やらがけっこういたのですが、直属の部下だった僕にとっては、なんていうか仕事が尋常ならざる量に増える直接的な要因となってしまいました。いなくなるのはもちろん当人の都合なので僕は別によかったんですけど、とりあえず単純な労働力だけは何らかの方法で残していってほしかったです…。なんか、ロボットとか……。


●会社の忘年会
 クライアント(クゥトルー神話に登場する怪獣の名前。気を使わないと怒る)、協力会社の人々、社内の人間合わせて120名以上来る、なんていう会社の忘年会の企画・運営に、シャチョウとかいう名前の鶴さんの一声により僕含めた3名ほどが特攻隊よろしく駆り出されたものだからさあ大変、というか、僕は司会までやらされて頭の中も真っ白なホワイトクリスマスとなった12月でした。二度とやらねー。


 あと、忘年会にはもろもろのえらいひとたち、いわゆるヴェリーインポータントなパーソンであるところのVIPどうぶつたちをはじめ、忘年会進行の助手としてレースクイーンみたいな人とかもいたし、それとタレント事務所の社長なんかもきていたのですが、タレント事務所の社長が連れていたタレントの卵さん(と思われる人。ちなみに下で使ってる顔写真はネットで拾ったイメージ画像(幼稚園児。ある種の人々へのサービス)です)がかなりかわいい感じではありました。が、その子が社長にひっついて、うるんだ目を輝かせながら指をくわえる仕草をしたりしてあちらこちらを歩く、などの媚態をみせていたり、なんか絵面的に「金の切れ目が縁の切れ目」とか「愛人」とかいう単語がリアルに脳裏をかすめましたが、要するにオトナの世界ってこわいですよね。

●日記が書けない
上述の切ない理由どもにより、今年は日記があまり書けませんでした……。来年は、どうなるのかしら?


●マンション
 耐震なんちゃら問題に沸く本邦をよそ目にマンションを購入してしまいました。なんだろう、35年?ローン?とかなんとかよくわかんないですけど、けっこうな借金抱えちゃったヨ!まあでも、要は金返せばいいんでしょ、どうせ。はいはい。


 とはいえ、やっぱり僕も世の中で騒がれているアレやコレらは気になるわけで、だからおもしろがって僕に「どうせ君んとこ、アネハなんじゃないの?」とか言う奴はぽかぽか殴りますよ!
 というのは嘘なんですが、新居には来年4月引っ越し予定です。ラブホテルに囲まれた素晴らしいロケーションなので、見てみたい!って人はぜひお越しくださいー。ちなみに、だからといって部屋をラブホ代わりに使えるわけではないというか絶対に使わせないので、その辺は期待しないでください。


●結婚

今年一番でかかったのは、やっぱこれです。すでにいろいろ書いたので、もう新たに書こうとは思いませんけども、まあ、なんか変なのと結婚しちゃったなあ。でもたのしいですよ。あ、いま横で妻がコケーって鳴いた。意味わからない。全米が泣いた